お茶名披露茶会のお茶菓子クッキーお作りしました♫
元上司からご依頼いただき
お茶名を披露する茶会でお出しする
お茶菓子クッキーをお作りしました♫
和菓子屋で勤めていたわたしですが、
お茶の世界は全く知らず、
そんな記念すべきお茶会に
使っていただけるのは嬉しいけれど、
無知で失礼があってはいけないと
図書館で本を借りて読んでみたり。
それでもわからないこと多々なので、
元上司にお茶の世界とはというところから
教えていただきながらの製作となりました。
お茶の世界、
茶名をいただいただけでは十分ではなく、
そのいただいた茶名を披露する茶会を開いて
初めて認められるんだそう。
そんなことから初耳で、
新しい世界にわくわくが止まらない♡
お茶会のテーマは人との出逢い。
両親から生まれ、育ててもらい、
その後いろんな方との出逢いを経て
自分自身が築かれていく。
そんな今までの人との出会いに感謝し
お茶とお菓子に託したメッセージを伝えたい♡
実際にお逢いしてお茶会のコンセプトをお伺いした際に
お話されていた言葉が、わたしの心に鳴り響いていました。
場所は京都左京区の茶室清心庵。
なんとこちらの清心庵、
お茶室と能舞台を伴った日本家屋だそう。
能舞台とはお茶席のイメージと近からず遠からずな
印象を受けたわたしでしたが、
お茶室でのお手前から能舞台へ移動してのお手前
そんなところにもびびびっときて
この場所にされたとおっしゃってました。
ご両親に20歳のときに誂えてもらった着物を仕立て直して
亡きお母様にお誕生日などに買っていただいた
籠やお道具を使い、
今現在大切にされている方々をお招きして
楽しんでいただけるようなおもてなしをしたいと
伝えてくださいました。
なんて粋なおもてなしなんでしょう・・・♡
お茶会クッキーのひとつはこちら。
依頼主である元上司が大切にされている感謝の気持ちを
直径3cmというミニクッキーに彩らせてもらうにあたり、
ありがたいことにデザインはお任せとのこと。
多くの方々との関わり、そこに存在する個性、
みなさまの持っていらっしゃる様々な価値観などを表現したく
色とりどりな森を表現してみました♡
感謝の文字が目立つように
すべてwet on wetの技術を使い、
文字以上に主張しないようにと
心がけながら。
クッキーの数だけお客様がいらしてくださるんだ
みなさまへ感謝の気持ちをお届けするんだと思うと
元上司のおもてなしに感無量なわたし。
作りながらこうやって退職してからも
気に掛けていただける感謝の気持ちもこみあげてきて
なんともいえない幸せな気持ちに・・・♡
もうひとつのお茶菓子クッキーはこちら。
みなさんが大切にされている様々な価値観、
お茶席のその場でぴんときた価値観のクッキーを
手にとっていただこうという粋な演出。
トータル20種類の価値観の言葉に合わせて
色も形も変えて作るというチャレンジ、
楽しませていただきました。
能舞台を使われたのも、それぞれ自分の人生というステージを
自分の価値観に添って生きる人を増やしていきたいという思いからだったとか。
そんなメッセージ性のあるお菓子に
アイシングクッキーを選んでいただけたHAPPY♡
お茶席でみなさまがどの価値観のクッキーを
選ばれたんだろうと思いながら、
お茶会の成功をお祈りして待っていたこの日。
そんな中お茶会にご参加された方が
感激とともにお写真も送ってくださったので、
一緒にご紹介♡
可愛い演出に心踊ります!
お茶席というと掛け軸だったり、
器だったりお道具だったりお花だったり。
そのお茶会のテーマともいえる
そんな様々な要素のひとつに
仲間入りさせていただけたHAPPYを
噛み締めてました♡
お仕立て直されたというお着物
とってもお似合いで、
まるでこの日のためにあったかのような♫
言葉の持つ意味合いを色や形で表現する。
そんなチャレンジをオットに相談したところ、
カラーチャートに乗せてみたらというアドバイスをもらい
丸、星、花、雫、ハート、四角の6種類の形とともに試行錯誤。
想像以上に色の持つイメージは大きいことに気づいたりと、
得るもの多きチャレンジでした。
このチャレンジにあたりいくつか読んだ本の中で、
心に残ったおもしろいフレーズがありました。
茶には酒のような傲慢なところがない。
コーヒーのような自覚もなければ、またココアのような気取った無邪気もない。
まだまだ知らない世界のおもしろみがたくさんあるんだと
胸が高鳴ったのです♡
Blog掲載を快く許可してくださった
元上司に感謝の気持ちをこめながら・・・。
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